
その他、山村留学全般のことでお聞きになりたい方は、事務局までご連絡下さい。
尚、地域ごとの内容については、直接留学地にお問い合わせ下さい。
山村留学の運営は、主に市町村などの自治体や地域の方や学校の先生が集まってできた協議会、財団法人などの民間団体、個人などが行っています。
山村留学は義務教育期間に行うものですので、対象は小学校1年生~中学校3年生までになります。
但し、受験等の対応から中学3年生からの留学は受け入れ先が少ない状況です。
全く関係ありません。一部の宗教団体では、住み込みによる活動などがありますが、山村留学は青少年の教育活動であり、宗教活動や過激な思想教育ではありません。
子どもと保護者の意思で参加できる教育の場です。
自然体験や集団生活体験による、心身の成長と体験の積み重ねを目的としている子もいれば、学校不適応などの問題から改善目的で参加する方もいます。
大切なのは、山村留学が子どもにとって最適であるかどうかなのです。
留学前には、現地での面接会がありますので、双方でよく話し合うことが必要です。
尚、身体的な障害がある場合、一般家庭へのホームステイや野外活動がありますので、受入が難しい場合が多いようです。
平成20年度の全国調査によると、677名の小中学生が山村留学をしていますが、そのうち男の子383名、女の子が273名となっています。(不明21人含む)33年間の統計では、男女比3:2となっています。
一概に「何年生がよい」とは言えません。山村留学の持つ色々な効果を考えて年齢を考える必要があります。
例えば、自然を思いっきり体験したいのであれば、小学校3年生~5年生ぐらいがいいでしょう。この年代はある程度自分のこともでき、学校での役割も少なく、のびのびと遊びに夢中になれるからです。
一方で、集団生活による人間関係やより高度な活動にチャレンジする中での達成感などを体験させたいなら、小学校6年生~中学生が最適です。様々な人との出会いや経験が、この時期の複雑な心理に働き、一回りも二回りも大きくしてくれるからです。
それぞれの年齢、学年によって多種多様な体験を獲得することができるのが山村留学なのです。
それぞれの山村留学は特徴がありますので、次のポイントを参考にしてみてください。
①お子さんには大人数と少人数のどちらがむいているか
②兄弟構成や年上、年下を好むなどの要因
(例:末っ子の場合は年上がいる留学地、年下の面倒をみる、中学生に引っ張ってもらう など)
③保護者が通う場合の距離(旅費等の出費を考えて)
④自然環境(川遊びがしたい、スキーをしたい)
⑤受入れ地域の山村留学に対する考え方(どのような考えで留学を実施しているか)
⑥地元学校の様子
⑦施設の雰囲気、安全性など
⑧指導員や里親の考え方、人柄など
若干名ですがいます。原因としては下記のようなことがあげられます。
①本人が行きたくなかったのに親が無理やり行かせたために留学地で前向きになれなかった
②留学生活に目的や課題を持てなかった
③自然や屋外の遊びに興味が持てなかった
④指導員や教員、里親など受け入れ側とのトラブル
⑤保護者の都合
ただ、やはり一番大切なことは、山村留学の決定する段階で、留学生本人の気持ちをいかに山村留学に高めていくかということです。
そうすれば、留学地での困難を乗り切るだけの前向きな姿勢が芽生えるのです。
山村留学は1年単位で教育的配慮に基づいてカリキュラムを組んでいます。また、集団生活という特殊性から、お子さんが途中から集団に入ることの負担も考えると、原則的には4月から3月までの1年間が理想となります。
年度途中でも受入を実施している団体もありますが、その場合は、定員に空きがある場合のみ受け入れています。
山村留学の生活は、家族留学を除けば自分で色々なことをやらないといけません。
洗濯なども自分で出来ることは自分でやるように努力します。ただし、年齢によって手助けが必要な場合もありますから、何でも自分でやれということではありません。
指導員や里親、寮母などが、生活面はしっかりサポートします。
家族留学以外の親元を離れて生活する事は、想像以上に子どもにとっては大変なことです。そのため、4月当初はホームシックになったり、情緒不安定になったりする子どもも少なくはありません。
しかし、生活の中では指導員や先輩留学生たちにフォローされ、活動では楽しみを見つけながら、一年をかけて徐々に乗り切っていくものです。
一年後には、大きな自信となって子どもの心に残ります。
テレビや漫画、ゲームなどは禁止されているところが多いようです。
これは既存の生活や遊具から子どもを開放し、自然豊かな生活を送りながら、この時期にしか得られない体験を積むことが大切と考えるからです。
有り余る情報や金銭などの社会から、子どもを開放し、子ども本来の興味や関心を伸ばすことが重要です。
山村留学は人生のほんの僅かな期間です。その間に体験できることを体験するのです。
ただし、里親ホームステイでは一般家庭での生活になりますので、里親と一緒にテレビを見たり、時間を決めているところが多いようです。
好き嫌いは子どもによって程度の差があるので、あまり気にしないで下さい。
特に山村留学では、農山漁村の食文化を体験するため、普段食べなれない食材や料理が出ることも多く、子どもにとっては大変な場面も多いと思います。
留学地では、無理に食べさせるのではなく、その食材や料理の意味、感謝の気持ちを持たせるように指導します。
すぐには食べられなくても、そういった意味を理解することが大切なのです。
アレルギーも程度によりますが、ほとんどの場合受入が可能です。
ただし、定期的な通院や特殊な環境整備が必要な場合は、受入が難しくなります。
現地に状況を詳しくお話頂き、ご相談下さい。
山村留学を受け入れている学校は、少人数の暖かい雰囲気の中で学校生活が営まれるので、すぐに打ち解けることができるでしょう。
一番大切なことは、留学生も特別な気持ちにならずに、地元の一員として学校生活を送ることです。
また、留学を終えて実家に戻る時ですが、農山漁村の小規模な学校から都会の学校に戻るわけですから、雰囲気の違いや友人関係でしばらくは悩むようです。ただ、留学前の学校生活を何の問題もなく過ごしてきたお子さんは直ぐに打ち解けると思います。
どちらにしろ、山村留学で培った力を信じて時間をかけて見守ることが大切です。
授業に関しては義務教育の範囲で行われるので、現地と都会とで内容に差があるわけではありません。むしろ、少人数学級の中で決め細やかな指導がなされるため、基礎的な学習については、子どもによっては都会よりも身につけることができるかもしれません。
ただし、有名私立受験などに対応した特別な勉強はないですし、塾等に通うことも難しくなります。
やはり、本人の意欲が一番の鍵だと言えます。
里親、寮など生活する場所によって違ってきますが、月謝は概ね35,000円~80,000円くらいの範囲です。
また、月謝とは別に、子ども個人にかかる費用(散髪、通院、文具の購入など)、学校関係費用(PTA会費、給食費など)は、別にかかる場合が多いようです。

